2007/08/24 日本時間 00:38
「パリバ」とは何か解りますか?
仮にダウが堅調に推移したとしても、
サブプライム問題は出口が見えたとは言い難く、
先週のマーケットが収集のつかない無茶苦茶な相場だったのも、
9月末の解約のためのポジションクローズが集中したからだと観られてます、
解約が集中すると暴力的なマーケットになりやすく、
レバレッジをかけて運用するヘッジファンドの帰結。
ところが、
IKBなどの例でもわかるようにサブプライムCDOなどは買い手がまったくいないので
「値段のつけようもないし処分もできない。」
その結果は特別な状況という例外を援用して解約を停止する
「パリバ」
の3ファンドがそれでした。
値段のない状態で転売不可能なCDOなどですし、
その組み入れ資産が価格下落によって更なる不良資産の増加が見込まれる住宅ローンです、
これは利下げしても容易に買い手がついて解決する問題ではないということはお分かりいただけると思います。
最終的にはその損失を誰がどういう形でかぶるかがはっきりと決まったら、
問題は終結です。
ドル円・クロス円を積極的に買って行くのはどうでしょう。
トレンドが転換したと見るのは早すぎませんか?
基本戻り売りと思ってます。
- 現在の取引 -
ノーポジション
※その他相場に影響を与える要因として。
中東問題とテロとロシア政府の動向、
各国の要人発言。
中国の経済動向と石油価格。