2007/09/03 日本時間05:00
本日月曜の外国為替市場は大きな変動も無く、
穏やかなオープンでした、
EUR/AUDが+62bpくらいです。
その他では特に懸念材料も現在では見当たらず、
引き続き株価に左右される相場の様相です。
米国で発表される経済指標は、
サブプライム問題で実体経済への影響を見極める意味から注目されています。
市場の混乱後の景況感が表れる米サプライマネジメント協会(ISM)
発表の景気指数や米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
8月の米雇用統計などが悪化しているとドルが売られるのは目に見えてます。
米の利下げについては以下の点が注意点であり、
サブプライム問題において所得の低さだけではなく、
詐欺的なあるいは略奪的な融資習慣があったことが問題で、
多くの人が指摘している点です、
この問題は経済原理ではなくすでに政治問題となっていて、
ブッシュ大統領のプランは、
大体予想された範囲でしたが、
すくなくとも時間稼ぎにはなりました。
今回は利害関係者やSPV・SIVなど様々な主体が複雑に絡み合ってしまっているので、
まだまだ解決には時間がかかることは間違いありません。
- 現在の取引 -
ノーポジション
中東問題とテロとロシア政府の動向、
各国の要人発言。
中国の経済動向と米国債の金利と石油価格。