市場心理を読む材料としてよく出てくる代表選手です。
「リスクリバーサル」
通貨オプションの組み合わせの名称で、
同じ権利行使期日、取引金額、25%デルタのコールの売りと
プットの買いを組み合わせます
プットは売り権利。
コールは買う権利。
相場の下落に備えようとするときは
プットを購入してコールを売却します。
相場の上昇に備えようとするときは
その逆になります。
相場はすべて需給で値段がつく為、
相場の下落に備えようとする参加者が多いと
プットの値段がコールの値段より高くなります。
この状態を「プットオーバー」といい。
逆が「コールオーバー」です。
「下がると思うか」
「上がると思うか」
直近の参加者の相場見通しです。
[USD/JPY][123.48] 0.7/1.0 JC 1.0/1.2 JC 1.2/1.3 JC 1.3/1.5 JC
JCと記載されているのは「円コールオーバー」
[USD/JPY] 0.7/1.0 JCを見ると、
上記で言えば「0.7と1.0」この数字の差に注目。
この数字が離れていて大きい数値の通貨が上昇しやすいとみます。
ECは「ユーロコールオーバー」
EPは「ユーロプットオーバー」
SPは「ポンドプットオーバー」
CPは「スイスプットオーバー」
ARは「アラウンドパー」
「アラウンドパー」はコール・プットどちらにも偏りの無い状況です。