-仲値- 基準レート・外国為替レート
銀行なんかに行くと1USドル=○○○.00円と表示されているあれである。
何故取り上げたかと言いますと、
仲値が足りない
よく日本時間に配信されるニュースを見ているとこう言った記事を目にします。
これって?
非常にシンプルに簡単に言えば、
日本は貿易国であり、
売買代金を円ではなく、
(LCなどの都合上もあり又世界の基軸通貨でもある無難な米ドルで決済することが多い。)
米ドルで行う事が多い。
ここで問題がおこる、
米ドルを日本円に交換する時、
円高では損をするのである。
例えば14インチの液晶TVが1米ドルで売れたとする。
この時のレートは米ドル高/円安の1USドルは200円だったとする。
早速!翌日銀行に日本円に両替に行くと、
米ドル安/円高で1USドル/100円だったのである。
つまり14インチの液晶TVの値段は円高のお陰で200円だったのが100円になったのである。
で!損をしたくないから銀行が発表する基準レート・外国為替レートを見て、
1USドル/200円以上のときに両替に行けばよいのである。
日本は貿易国である為、
輸出企業は米ドル高/円安の時に両替に(うーんまぁいいか)行けば良いのだが、
しかし反対の輸入企業はドルを相手方に支払う取引が多いのです。
(日本は世界NO1の消費大国&自給自足の出来ない資源輸入国)
輸入品は石油や食品・繊維に鉄など数えればきりが無い、
支払日には大量の米ドルが必要なため、
銀行もそんなに米ドルの備蓄がないから
足りないドルをマーケット(外国為替市場)で、
購入する必要があります。
このような現象がおき、
「仲値不足」の場合は、
9時55頃に向けて、
米ドルが上昇しやすくなる現象が起きる事があるのです。
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